冷凍野菜スープを通販で購入する際、スープにどのような野菜が使われているか、どのような栄養素を摂取できるのか、気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。野菜には生のままで食べるよりも、加熱調理しているほうが吸収しやすくなる栄養素もあります。そのため、加熱により吸収しやすくなる栄養素にも目を向けてみましょう。
こちらでは、コーンポタージュとコーンスープの違い、トマトを加熱することで摂取できる栄養素をご紹介します。
スープには様々な種類があります。中でも「コーンポタージュ」と「コーンスープ」は、同じ種類のスープだと思っている方もいらっしゃいます。
しかし、実はまったく違うスープなのです。
コーンポタージュとは?
コーンポタージュはコーンをすりつぶして裏ごしをし、口当たりをなめらかにしたスープのことです。フランス語で鍋という意味を持つ言葉で、鍋で煮込みながらブイヨンを作ったことが由来となっています。ポタージュには、コーンの粒は使われていません。
コーンスープとは?
コーンスープは、コーンをそのまま入れて粒を楽しむことができるスープです。コーンポタージュをベースとして、粒のままのコーンを入れることで、コーンの風味と独特の食感が楽しめます。
具体的な違い
コーンポタージュとコーンスープの最も異なる点は、コーンポタージュは粒が残っていないのに対し、コーンスープはコーンの粒がそのまま入っているという点です。しかし、日本では少し概念が違います。サラっとしているものがスープで、とろりとしているものをポタージュと呼ぶことも少なくありません。
また、コーンポタージュとコーンスープは区別しづらく、明確に分けられていません。ただし、お店によっては明確に分けている場合もあるので、コーンポタージュとコーンスープの違いをあらかじめ確認しておけば、より楽しめます。
トマトは生のままででも、加熱しても美味しく食べられる野菜です。加熱すると栄養が失われてしまうというイメージを持っている方は多いかもしれません。こちらでは、トマトには含まれる栄養素や、加熱することでどのように変化するのか、ご紹介します。
リコピン
トマトの栄養素の代名詞ともいえるリコピンは、強い抗酸化作用を持つ成分です。ビタミンEのおよそ100倍の抗酸化力を持っているとされ、健康や美容のためにも積極的に摂取したい栄養素といえます。
このリコピンは加熱に強い成分です。脂溶性なので、加熱してもほとんど減ることがないどころか、加熱することで吸収率はさらに高まります。
ルテイン
トマトに入っているルテインは、カルテノイド一種です。目の疲れに効果があるとされており、抗酸化作用も高いので美肌効果も期待できるでしょう。ルテインもリコピンと同様、熱に強い栄養素です。
βカロテン
βカロテンも体の酸化を防ぐ効果が期待できます。また、体内に入るとビタミンAに代わるため、粘膜を保護する効果が高まり、免疫力の向上にも役立つのです。βカロテンは油に溶ける脂溶性なので、油と一緒に摂取するとよいといわれています。そのため、加熱して食べるほうがβカロテンを効率よく吸収できるでしょう。
ビタミンK
ビタミンKは出血時の止血に使われたり、骨の形成に関わったりする栄養素です。骨のタンパク質を刺激するため、骨の形成を強める効果が期待できます。実際に骨粗しょう症の薬として、ビタミンKが処方されることもあります。ビタミンKも脂溶性のビタミンのため、熱を加えてもそれほど減ることはありません。
以上の栄養素は、加熱してもほとんど減ることがありません。トマトの代表的な栄養素であるリコピンに至っては、加熱することで効果が高まります。ビタミンCは水溶性のため、水に溶け出してしまいますが、溶け出した水分も一緒に摂取できれば問題ありません。ミネストローネなどの野菜スープなら、加熱することで溶け出してしまう栄養素もまとめて摂取できます。量もたくさん食べられるので、不足しがちな野菜の栄養素を補いやすいです。
スープには様々な種類があります。どのスープであっても、大事なのはスープの原材料に含まれる栄養をしっかりと吸収できるかどうかです。栄養がしっかり摂取できるお気に入りのスープを見つけましょう。
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